クアラルンプール   マレーシア・クアラルンプールの旅日記と写真


クアラルンプールの概要

クアラルンプールは、マレーシアの首都である。東南アジアの都市の中では、バンコク、シンガポール、香港、上海と比べ、知名度の点では低いかもしれない。しかし、クアラルンプールは確かな経済力を持った大都市である。新興国に属するマレーシアであっても、先進国的な側面を持つ。治安は良好で生活水準は東南アジアでは高い。また、イスラム教であるのも特徴だ。クアラルンプールは、中東の都市ほど戒律に厳しくはないと思われるが、それでも人々の服装、食事、生活様式で、日本や欧米との違いが明確にある。

亜熱帯地域であり、空港から中心部へ向かう間、車窓の景色はジャングルを思わせるような亜熱帯植物やゴムの木が密集していた。気候は熱いことは熱かったが、シンガポールのような湿度の高さは感じなかった。

都市の主な交通機関はモノレールである。高架式のレールを走るので、車内から街並みを遠くまで見渡せる。都市部においても、亜熱帯植物が所々茂っており、モノレール、近代的なオフィスビル、背の高い亜熱帯植物の組み合わせが、南国リゾート気分を醸し出している。街を歩くと、交番を見つけることができる。形も日本の交番と似ている。クアラルンプールには日系の大型小売店が進出している。街には、出店や屋台を多く見かける。このような光景は、東南アジアでは一般的だ。小さなお店が密集して売り場を構え、食材や生活用品を売っている。お客もいっぱいである。

人々は、マレー系が多いが、中国系、インド系の人もいる。マレー系の女性は、宗教上、体をすっぽり覆うような長袖の薄い生地の衣類を身に着けている。頭にはスカーフをかぶっている。身に着けているものの形は同様であるが、色は、落ち着いた色あり、華やかな色ありで、一人一人様々だ。特にスカーフは、色の種類、柄の種類も豊富で、スカーフ選びだけで各人の個性が発揮できる。人々の個性が色で表されており、たくさんの人がいる街は、カラフルな色で着色された華やかな街となる。一方、中国系の女性の服装は、日本と比べて違いはなく、マレー系と中国系の服装の違いは際立つものとなる。

歩いて見かけた集合住宅は、低層アパートで駐車場が付いていた。日本でも見かけるものである。駐車場が付いているところは、マイカー所有者が幾らかいることを意味し、この点でも先進国に近づいていることを感じさせる。クアラルンプールの自動車は、国産自動車が多く走っている。自国で自動車産業が確立しているのである。街中では、女性のドライバーをよく見かけた。一般の人がマイカーを持ち、女性のドライバーが少なくないところは、日本に近い。

 

クアラルンプールもそうであるが、東南アジアの建物は、車道の横の歩行者通路の上にビルがある構造である。車道と歩行者通路の境に、一定間隔でビルの柱が建ち、歩道の上にビルの2階部分がくる。ビルの2階部分が歩道の屋根になっている。1階は商店が入っている。2階以上は居住区である。歩道に屋根があるのは便利であるが、柱が建っていること、太陽光が入りにくいことが、少しきゅうくつ感がある。クアラルンプールの住宅は、一戸建て住宅が少なくない。市内には、庭付きの一戸建て住宅が整然と並んだ「閑静な住宅地」が幾つかあり、日本と似ている。香港やシンガポールでは、ほとんどが集合住宅である。新興国でありながら生活水準の高さを感じる。

アジア地域の都市では、同様なことと思うが、過去の生活環境や街並みの保存よりも、再開発による経済発展が優先される傾向にある。クアラルンプールにおいても、幹線道路など都市インフラ整備が優先されているのであろう。都市には幹線道路が縦横に走っているが、幹線道路によって地域の生活道路や生活区域は分断されている。亜熱帯の緑が残る中でもコンクリート開発が優先で街づくりがなされているようである。

クアラルンプールで有名なツインタワーに出かけた。建物は、一時、世界で一番高い建物となったもので、しかもそれが2つある。屋根が尖がった形をしており、高さを印象付ける。壁面は輝いており、キラキラ輝くロケットのような建物といえる。どちらもオフィスビルで観光客は中には入れない。外は公園になっており、芝生が敷き詰められていてビジネスマンの休息場所となっている。

マレー鉄道に乗って、南の方に行った。クアラルンプールから出ると、そこは亜熱帯のジャングルが続く。町の近くになると、ジャングルが途絶え、民家が現れる。マレー鉄道は、非電化の単線であるが、特急列車に乗ると、特急仕様のソファタイプのシートに社内のテレビ放映があり、先進国の幹線列車のようだ。そかし、駅を降りると、そこは素朴な小さな駅舎であり、駅を一歩出ると、のどかな風景となる。

そのクアラルンプールへの帰り道、郊外の都市スレンバンで降りた。駅前にはコンクリートの建物が幾つか建っており、それなりの大きさの町である。街中を歩くと、大きなショッピングセンターにたどり着いた。その手前には、昔ながらの古い市場がある。そっけないコンクリート造りの市場に、衣類や生活用品がただ置いてある。お客の姿はほとんどなかった。一方、そのすぐそばにある近代的な大型ショッピングセンターには、お客でいっぱいだった。中央部分が吹き抜けとなっており大きな空間で解放感がある。、エスカレータで上の階に上がる。設備も整っている。テナントのお店も、日本と変わらない店舗装飾がなされた現代的デザインのもので、店内は先進国にいる感覚となる。当然、このショッピングセンターは、周りの建物からは浮いた感じとなる。経済発展は、昔からある地元商店の改装、改築というような漸近的な発展よりも、欧米タイプの近代的な大型商業施設が落下傘のように降りてきて、町に突然出現することで経済発展が得られることが分かる。


クアラルンプールの写真


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市街地の様子。整備された広い道路が多い。唯一、植物がこの地が南国であることを感じさせている。

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市内には高架鉄道が走っている。

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よく整備された市街地であっても、南国を感じさせる植物が多い。

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市街地の様子。高層ビルが立ち並んでいる。

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市街地の様子

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市街地の様子。中央に見えるのは、KLタワー。

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中心部の道路。交通量は少ない。

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歩道には大きな木が並んでいる。

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KLタワーの展望台から見た中心部の高層ビル

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KLタワーの展望台から見た市街地の様子

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KLタワーの展望台から見た中心部の高層ビル

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中心部には高層ビルが多い。

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中央に見えるのは、ペトロナス・ツインタワー。

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こちらは、住宅街の様子。

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KLタワーの展望台から見た市街地の様子

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KLタワー近くの広場にて。

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KLタワー近くの広場にて。

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市内の植物園にて。熱帯植物でいっぱいだ。

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市内の植物園にて。

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市内の植物園にて。

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市内の植物園にて。

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市内の植物園にて。

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市内の植物園にて。

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市内の植物園にて。

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イスラム美術を集めたイスラム美術館

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熱帯植物がきれいだ。

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イスラム美術館の建物から見下ろした美術館周辺の様子。熱帯植物でいっぱいだ。

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クアラルンプール駅の駅舎。独特の形をしている。

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クアラルンプール駅のホーム

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独立広場の風景

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夜の独立広場。建物が見事にライトアップされている。

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その中でも特に目立つ建物。時計台が印象的だ。

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マレー鉄道の車窓から見る郊外のゴム園

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マレー鉄道の車窓から見る郊外の様子

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マレー鉄道の車内

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車窓から見える熱帯植物

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車窓から見える熱帯植物

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車窓から見える熱帯植物

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山間部の風景

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山間部の風景。林の中に民家がある。

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山間部の植物

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山間部の風景

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クアラルンプール郊外の風景

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クアラルンプール郊外の風景

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クアラルンプール郊外の風景

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クアラルンプール郊外の風景

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マレー鉄道の車両

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マレー鉄道の線路

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クアラルンプール南方の都市、スレンバンを訪れた。写真は、スレンバン駅の駅舎。

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スレンバンの街の風景

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スレンバンの街の風景

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スレンバンの街の風景

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街中の一角。インド系住民が多い地区

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街中の一角。インド系住民が多い地区

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見た目が印象的なお店

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クアラルンプール西方、クラン駅

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同じくクラン駅

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中心部のビル群

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大型アパート

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国立歴史博物館の外観

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国立繊維博物館の外観

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建物の形が印象的だ。

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市街地の風景

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市街地の風景

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市街地の風景

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市街地の風景

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市街地の風景

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住宅地域の風景

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住宅地域の風景

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こちらの住宅地域は、低層の一戸建て住宅が並ぶ。緑が多い。

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住宅地域から見えるペトロナス・ツインタワー(右上方)

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中心部にあるKLCC公園の風景

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KLCC公園の噴水

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KLCC公園から見るビル群

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KLCC公園から見るビル群

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KLCC公園の植物